ブロック塀の耐震基準!新旧の違いと見分け方

ブロック塀は、建築基準法によって、高さや構造に関する基準が定められています。しかし、この基準は、過去に何度も改正されており、古いブロック塀は、現在の基準を満たしていない可能性があります。ここでは、ブロック塀の耐震基準について、新旧の違いと見分け方について解説します。まず、旧耐震基準と新耐震基準の違いについてです。ブロック塀の耐震基準は、1981年(昭和56年)に改正された建築基準法によって、大きく変わりました。それ以前の基準を「旧耐震基準」、それ以降の基準を「新耐震基準」と呼びます。旧耐震基準では、ブロック塀の高さや、壁厚、鉄筋の配置などについて、具体的な規定がありませんでした。一方、新耐震基準では、ブロック塀の高さは、2.2m以下に制限され、壁厚や、鉄筋の配置についても、詳細な規定が定められています。また、地盤が弱い場合は、基礎を補強する必要があることや、控え壁を設けることなども規定されています。これらの基準を満たしていない旧耐震基準のブロック塀は、地震の揺れに対して弱く、倒壊するリスクが高いと言えます。次に、新耐震基準と旧耐震基準のブロック塀を見分ける方法です。最も簡単な方法は、ブロック塀の築年数を確認することです。ブロック塀が1981年(昭和56年)5月31日以前に建築された場合は、旧耐震基準で建てられている可能性が高いです。また、ブロック塀の高さや、壁厚、鉄筋の配置などを確認することでも、新耐震基準か旧耐震基準かを判断することができます。これらの情報を参考に、あなたのブロック塀が、新耐震基準を満たしているかどうかを確認し、必要に応じて、補強工事を検討しましょう。

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Posted by mkod8gq5