ブロック塀の倒壊リスク！危険なブロック塀の特徴
地震の際に、倒壊しやすいブロック塀には、いくつかの特徴があります。ここでは、倒壊リスクが高いブロック塀の特徴について解説します。まず、一つ目の特徴は、高さが高いということです。ブロック塀の高さが高いほど、地震の揺れに対する負担が大きくなり、倒壊するリスクが高まります。特に、2.2mを超える高さのブロック塀は、新耐震基準を満たしていない可能性が高く、倒壊する危険性が高いと言えます。二つ目の特徴は、鉄筋の配置が不適切であるということです。ブロック塀の内部には、鉄筋が入っていますが、鉄筋が適切に配置されていないと、強度を保つことができず、倒壊するリスクが高まります。鉄筋が少なすぎたり、錆びていたりする場合は、特に危険です。三つ目の特徴は、基礎が不十分であるということです。ブロック塀を支える基礎が、弱かったり、ひび割れていたりすると、地震の揺れによって、基礎ごと倒壊するリスクがあります。四つ目の特徴は、経年劣化が進んでいるということです。ブロック塀は、長年、雨風にさらされると、モルタルが劣化したり、ひび割れが入ったりします。このような劣化が進んでいるブロック塀は、地震の揺れに弱く、倒壊するリスクが高まります。五つ目の特徴は、ひび割れや、傾きがあるということです。ブロック塀にひび割れがあったり、傾いている場合は、すでに構造が弱くなっている可能性が高く、地震によって倒壊するリスクが高いと言えます。これらの特徴を踏まえ、あなたのブロック塀が、これらの特徴に当てはまる場合は、早急に専門業者に相談し、適切な対策を講じることをおすすめします。